ひらマン4期 課題3 感想(一部)

躓いて押し倒してしまったところは、そうはならんやろwとは思いましたが楽しく読めました。見落としかもしれませんが、男の子が一瞬たくらんだこと、ヒロインの「ありがと」が何に対してなのか、がよく分かりませんでした。何かほかにもっと恥ずかしいことをヒロインに用意すれば違和感がなくなる気がします。そういえば登校時から時間が変わっているのに展開が自然でした。全体的に読みやすかったです。

 

13ページの歯磨きのシーンがシュールで好きなのですが、この具合を散りばめて全体をギャグ漫画として描くともっと面白くなりそうだと思いました。とても魅力的な絵でいろんな展開の仕方を想像してしまいます。

 

2ページ、思わず「は?」となりました。とてもインパクトのある始まりで面白そうだと思いました。コマ割りから会話の内容や区切り方、テンポ感が気持ちよく、とても漫画表現がうまいなぁと感じました。多少の違和感は男の子がちょっとイケメンすぎるのが原因な気がします。ガリ勉キャラを押し出してひ弱な感じにすると、成績の劣等感と運動できないのが際立っていいかも、と思いました。僕としては最後は完璧なリア充で終わっているので印象があまりよくないです。全体通して面白かったです。

 

冒頭のひきのねらいは完璧だと思いました。たしかに回想をもってくると情報量が多いような気がします。趣味探しのページの区切り方なども読みやすかったです。
高石先輩が泣いたのはライブ後で気持ちが高ぶっているのもある、と読んだのですが、主人公に高揚感があまり感じられなかったので引っかかりました。そのあとの「性に合ってる」というセリフに自然につながるように、もっと主人公を表情を強調して描くと会話の雰囲気が伝りやすいかも、と思いました。

 

2ページが特に好きです。場面の切り替えの上手さと、ツッコミ(ヒロイン)とボケ(主人公)で役割が分けられているのも読みやすい理由では、と思いました。
ヒロインの死はいきなり感が少しあったので、6,7ページでもっと緊迫感を感じさせるコマ割りの工夫などできないものか、気になりました。

 

1ページ目は、2ページの引きと被ってしまうのでムカついて練習してる描写はいらないかも、と思いました。あと彼女は重要なキャラですし、もうひとコマくらい欲しいように思いました。主人公が帰宅、疲れて夕ご飯の手伝いをしない場面、ということにすれば生活感も出てきていいような。
11ページの「何で俺に冷たいの?」はそんな改まった雰囲気で聞くことなのかなと思いました。深刻には悩んでいないように読んでいました。主人公の言動に少し引っかかるところがあり、キャラを掴み辛く感じました。
詳しくないと描けないのでしょうが、練習風景のコンパクトな描き方など関心してしまいました。ギターと漫画は相性がいいのではと思いました。「続きをしましょっ」らへんもとても良かったです。